ASKLEPに関わるヒト・モノ・コトを発信します。
"開発パーソン"への道 【第1回】
取締役 大島慎也
~白鳥のように美しく、鳥のように広い視野を持ち、自由に飛び続ける~

■自分を動物に例えると?
・・・・・・(かなり悩んでいたご様子)。動物占いでは「コアラ」だったけど、コアラのイメージというと、食べたいときに食べて、仕事をしたいときにして・・・そこは似ているかも。見方を変えると身勝手な人間と捉えられる(笑)
・・・白鳥かな。人間、自分の本質を見抜かれちゃいけない、と僕は思っているから、見た目は優雅だが実は結構がんばってる、自分を動物に例えるとそんなイメージかな。見栄っ張りとも言う(笑)。自分の基本概念は「美意識」。すべてにおいて美しくないとやりがいがない。仕事も人生も、インタビューも。
あとは、一匹狼。何事においても、特に仕事は、自分で考え自分で行動しないと意味がない。どんな場面においても自分が全てにおいて責任を取らなくてはいけない。
でも、妻に対しては犬。従順で忠実。
コアラ、白鳥、狼、犬・・・いろんな側面を相手によって使い分ける。自然と使い分けられるのがいちばんだけど。
あとは、例えじゃないけど、鳥になりたい。道があるのが嫌で、自由奔放に広い視野を持って飛び続けたい。
■子供のころの夢は?
子供の頃の夢・・・。子供の頃ってきっと将来のことなんて考えてないよね。今その時を楽しく過ごすことをいちばん重要に考えていたと思う。ちなみに自分は、常に外の世界を見てみたいと思っていたな。
■将来の夢
将来の夢は山のようにある。でも「夢」じゃなくて「希望」。夢というのは叶えられないもので、希望というのは頑張れば、努力すれば叶えられるもの。それを前提で話すと「希望」のひとつとして、"将来は自分が好きな場所で自由な生活をしたい"というのがある。少なくとも東京は離れたい。ちなみにいちばん移住したい場所は奄美大島。
■奄美大島の魅力は?
人間本来の生き方や行いはどこの土地でもさほど変わらないが、自然は本来あるべき姿のものがそこにある。しかしほとんどが人間の手によって形を変えられてしまっている。あるべき姿の自然がそのままの姿で残っているところに自分の身を置くことによって、自分を取り戻せる。
そしてその隣には、パトラッシュ(笑)。ご主人様の最期を傍らで看取る。南の島の海岸に家を建てて犬と一緒に住んで・・・そんな余生を送りたい。
本当はできることは山ほどあるけど、人間ってものはなかなか行動に移さないしできない。例えば、読みたい本を読むとか、写真を撮って回るとか、絵を描いたり、楽器を奏でたり、昔観た映画を観たり、釣りをしたり、・・・。畑を耕して季節のものを育てて、酒の肴にして、月を観ながら縁側で静かなときを犬と一緒に過ごす、というのがいい。
やりたいことができていないのは、時間がないだけで気持ちが足りないだけだと思う。他にやることがない、それくらいの状況にならないと出来ないんだよね。
■仕事上の「夢」、「希望」、『野望』、は・・・?
今年のアスクレップのテーマはチャレンジ。基礎ができたからこそできるチャレンジであって、基礎が出来たんだ!という思いでチャレンジしていくのが今年のテーマ。結果が出るかどうか分からない状態で進める、というよりも、本当の結果がどうあるべきなのか、ということを考えながら進めていかなければいけない。そして、臨床開発部のキーワードは『イノベーション』。日本の治験をイノベーションする。今まではそれでよかったが、本当はそうじゃない。何を変えていかなければいけないか。
『野望』のひとつは、日本の治験の改革。今のモニターは札幌や福岡に日帰り出張したり、、インターネットが普及したこの時代に、紙で情報集めたり、本当にこのままでいいのか?モニターの仕事は本来、治験全体を見てコントロールする立場であるべき。1994年にCROという業界が日本にできたが、CROの役割は「いかに日本の治験を海外に負けないくらいのレベルと内容で執り行えるか。それをベースにいかにクライアントをリードしていくか」が命題である。海外では一人のモニターが20~30施設を担当してチェック機能を果たしている。CROでなくてはできないレベルのモニタリングにもっていくこと。プロとしての開発業務を進化させる。それが本来のドクターやクライアントとの信頼関係の構築となりうる。コストをかけてやることが正しいのか、今のままでいいのか、を問うていく。そういう日本の現状は変えていかなければいけないし、きっと変わる。変わっていく状況に対応できるモニターの育成を目指す。

■モチベーションを維持する方法は?
自分の存在意義を見出すこと。「諦めた時点でそこにいる必要がなくなる」、という"思い"、"意思"、"意識"を持つこと。思い、意思、意識という意味での"自分"というものを失った時点で仕事をする必要がなくなる。なぁなぁで流れていくのでは意味がない。そう考えたら苦しいことも辛いこともやらなきゃいけないんじゃないの?協調性とかチームワークももちろん大切だけど、そのベースになるのは「自分で考えられるか」。自分の考えがあって初めてお互いの意見が言い合えるわけで、まずは「自分で考える」ということが重要。それを周りと調整していくのが協調性。僕は昔からそういう考えでやってきた。
あとは、「実は本当はそんなに難しいことじゃないんじゃないか」、と自分に思い込ませること。さっきの野望の話だって、アスクレップのスタンダードをつくってクライアントを説得できれば、イノベーションは可能。それがスタンダードになったらみんなはそれをせざるを得なくなる。やる前から難しいかな・・・と思わない。すべての物事はきっとそれほど難しいことじゃない。
■目指すものは"匠"
人に教えるのは苦手。「教わる」というよりも「盗め」という主義。所詮、言葉で語れるものは高が知れていて、本当に大切なものは常日頃から身近にある。さっきも言ったけど自分の考えを持つこと。他力本願じゃだめ。「技を盗む」という行為も自分が主体の話。

■自分主体で物事を考えることの大切さ
社会は「前にならえ」の世界。みんな視野が狭くなってしまっている。教育の中に個性はない。そこで反抗しつつ先生にかわいがられる人がいちばん将来伸びる人では?自分が子供の頃は、基本が"与えてくれる"で、自分から望むとうよりも与えられる状況だった。でも、本当に自分が欲しいものは相手には分からない。だから人にプレゼントしたり、されたりするのが嫌い。プレゼントされたいときは欲しいものを伝えておく(笑)。わがままかもしれないけど、「自分が考えた」結果の行動。これがほしいです、と主張すること。それを与えてもらえない場合は、なぜ与えられないのか、どうすれば与えてもらえるのか、を考える。
主体的なスタンスで考えると、「自分の成長が見えない」というのは甘えているだけ。人から成長したね、と言われるよりも、自分で成長を実感したときがいちばん納得感、嬉しさが大きいはず。
芸みたいなもので、ある段階で自然と理解できるときがある。
■扱いにくいようで扱いやすい(笑)
この間、とある採用面接で「アスクレップの誇れるものはなんですか?」と聞かれたときに、他の面接官が何を答えたかは置いといて、自分はこう答えた。
「誇れるものは自分」
というのは、こういう自分がこういうポジションにいられる会社は少ないと思うから(笑)。身勝手で自分勝手、でも、大きな目で見ると客観的、主体的に、本当に正しいことをきちんと言っていると思うが、なかなか受け入れられないはずなんだ、自分の主張は。でもアスクレップに自分が存在できているということは、アスクレップは自分の存在を認めてくれているということで、いいものはいい、と言える会社であるということだからね。
でも、普通そういうことを言うと「何言ってんの?」となる。でも実はそう言うことによって自分を追い詰めている。そしてそれによって自分も成長する。有言実行。言っちゃったらやらなきゃいけない。でも言うためにも努力する。そんな方法で自分自身にエールを送っている。発言は周りを納得させられるくらいでないとだめ。子供の頃、「前へならえ」が大嫌いで先生に反抗しつつ、でも先生にいちばんかわいがられた。そのスタンスは子供の頃から変わってない。
ただしそれは弱点にもなりうる。言いたいことを言えても"会社"として100%応えられるわけじゃない。でも言ったことは言霊だからずっと生き続ける、何かしらの対応をしなくてはいけない。その打開策は常に考えていく必要がある。
次回 Find out ASKLEP "開発パーソン"への道 は・・・・・
統計解析部部長の鈴木淳一さんです。
【大島さんから鈴木さんに一言】
→素直に語れる部分は少ないけど、たまには素直にかつ熱く、本当の自分を出して語ってみてください。
